子どもの写真撮影がきっかけで、写真を趣味にしようとはじめたものの、一向に思うような写真が撮れない。。
という方に向けた記事になります。
私の考えの結論を先に書いておきます。以下です。
■この記事のポイント ① 豊富な「作品」に触れることが大切 ② 最新・良い機材を使うことが大切 ③ きちんと学ぶことが大切 |
では、それぞれ1つづつ見ていきましょう。
【初心者】写真上達に必要な3つのポイント
①豊富な「作品」に触れることが大切
アウトプットを出すには、インプットが必要です。
これは写真に限ったことではないですね。
まず、自分がすごい、撮りたいと思えるような、様々な作品にいっぱい触れて、自身のアンテナを伸ばしましょう。
インプットの仕方としては、以下のようなやり方があります。
必ずしもすべてをする必要はありませんが、自身に合ったものを継続するのがコツです。
✔ 写真展や美術展にいく
✔ SNSや、写真投稿サイトの写真鑑賞をする
✔ カメラ誌、写真誌などで情報を得る
写真展や美術展にいく
写真展は、意識しておけば、あちこちでやっているものです。
都内などにお住まいの方は、近くにカメラメーカーの無料のギャラリー展があるので、チェックしてみてもいいかと。
・キヤノンギャラリー
品川、銀座、大阪 詳細はこちら
・ニコンプラザ
新宿、大阪 詳細はこちら
・ソニー α Plazaギャラリー
札幌、銀座、名古屋、大阪、福岡天神 詳細はこちら
・フジフィルムスクエア
東京 詳細はこちら
他にもいろいろなメーカーがギャラリー展示や写真展を定期的に、実施しています。
CAPA Camera Webのこのページにて、全国の写真展情報が整理されていますので、是非チェックしてみましょう。
また、写真展のみならず、美術展などにも時間があれば、足を運んでみましょう。
たとえば、バロック美術の巨匠、光の魔術師とも呼ばれるフェルメールの”真珠の耳飾りの少女”の作品(以下)は、一度は見たことのある、という方も多いのではないでしょうか。
フェルメールは、綿密な空間構成と、光による巧みな質感の表現が高く評価されています。
まさに写真撮影も同様なので、過去の先人がどのように構図を考えて絵にしたのか、という視点で鑑賞すると、これまでとは違った気づきを得ることができるかもしれません。
SNSや、写真投稿サイトから刺激を受ける
今は、SNSや写真投稿サイトが花盛りです。
以下はその一例ですが、積極的にいろんな写真に触れるようにしてみるといいです。その際、日本語のサイトだけに限ると非常にもったいないです。以下は、英語圏のサイトも含みますが、ぜひ意識してチェックしてみてください。
- Flickr
世界最大規模の共有サイトです。英語ですが、世界の才能ある色んなフォトグラファーからの投稿なので参考になります - 500PX
こちらもアクティブユーザー数で世界一といわれるほどの写真投稿サイトです。クオリティめちゃくちゃ高いです。 - インスタグラム
ハッシュタグで、これから撮ろうと思っているものをどう他の人は撮っているか、今何が”映え”なのか、調べるのに役立ちます。 - α Cafe
ソニーのαで撮影した写真(画像)を投稿・共有して、ユーザー同士で楽しむコミュニティサイト。ジャンルごとに検索できるので、今の流行りを知るのにも重宝。
カメラ誌、写真誌などで情報を得る
ウェブで情報はあらかた得られるものの、やはり紙での専門誌は、より深い内容について整理されていますので、ぜひ定期購読したいところです。
ただ、先ほどCAPA Camera Webでの例を出しましたが、もともと雑誌のみだったカメラ誌がWebも行うようになり、無料で情報を得られるようになってきたので、かつてよりかは、優先度は下がっているとおもいます。
書店に置いてある場合は、手に取ってみる、そしてたまには買う、というようにするとよいとおもいます。
ここまで、インプットのやり方について触れてきました。
言わずもがなですが、インプットしたらその分、アウトプットしましょう。
すなわち、写真を撮り、人に見てもらう、ということです。その際もSNSなどを有効に活用しましょう。
②最新・良い機材を使うことが大切
「弘法筆を選ばず」というけど、やっぱり機材はいいもののほうがよいの?
そうです。
最短時間で上達するためにも、機材は、可能な範囲で高スペックのものを揃えましょう。
写真にしろ、何にしろ、早く上達する、あるいは効率的にこなすためには、最新・最良の道具をそろえることをおすすめします。
ここ昨今、カメラの一眼レフからミラーレスへのシフトが明確になってきており、カメラの仕様も大きく変化してきています。
具体的にいうと、AFエリアやその性能です。
かつては「フォーカスロック」などといって、狭いAFエリアを補うような、AF固定してからフレームを変える、などという撮り方も、カメラ側(AFエリアの拡大)の進化によりその必要性は限りなく低くなってきています。
そんな中、いつまでも古いカメラだと、せっかくの撮影の習熟が、スキル向上につながらないリスクがあります。
なので、(レンズはともかく)少なくともカメラは、最新のものにつねにアップデートしていくのが、おすすめです。
また、最新の、かつその中でも上位グレードのカメラを買っておくと、下取り時も、値段がそれほど出た当初から下がらない、という副産物的なメリットがある点も見逃せません。
売ると決めたら、 以下の JUSTY リサイクルネット がおすすめです。
■JUSTY リサイクルネットのおすすめポイント
✔ ダンボールに詰めて自宅で待つだけ。自宅まで無料で集荷なので楽々
✔ 査定無料なのはもちろん、梱包材無料、手数料も無料
フリマアプリのように、梱包や発送の手間が無いので、忙しい社会人の皆さんにもおすすめです。
それで得た軍資金で、次の最良機材を購入しましょう。
③きちんと学ぶことが大切
カメラの操作/設定、撮り方のコツの場合などは、深い知識や経験というよりかは、単に知っているかどうか、がミソだったりします。
そういう情報は変に自分で試行錯誤せず、さくっと学んでしまうのが効率的です。
写真学校などもいいのですが、
今の時代、断然おすすめは「オンライン学習」です。
私は十数年前に、写真学校に通いましたが、通学の時間、そこで得られる情報密度の双方から、コスパ低いとおもいました。
写真上達に関して、今学びたいことは、
・カメラやレンズなどの基礎事項のことなのか、
・撮影技法(写真の構図、ライティングなど)なのか、
・Adobeなどの現像ソフトの使い方なのか、
など
人それぞれ異なるため、オンラインで必要なことを学習するのが効率的です。
今ならSNSやブログ、YouTubeなどのオンライン上で、解説されたものから学べるので、基本的なところはそこで吸収するのが良いです。
ただ、無料のオンラインだと、知りたいジャンルでの十分なクオリティの解説をさがすのが、大変です。無い可能性も高いです。
そこで断然おすすめは、以下のオンライン学習プラットフォームUdemy(ユーデミー)です。
■Udemyのおすすめポイント
✔ 講座の数は約10万。学びたいジャンルがピンポイントで見つかる
✔ ベネッセが運営なので、講座のクオリティに定評と安心感あり
✔ 0.5~2倍の変速機能で自分のペースで受講が可能 。通勤時間に聞き流しなど、常にスキルアップできる
もちろん、写真以外のことを学ぶのも全然ありです。
まとめ
写真を上達するには、以下の3つが肝、というお話しをしました。
① 豊富な「作品」に触れることが大切
② 最新・良い機材を使うことが大切
③ きちんと学ぶことが大切
仕事ではなく「趣味」だからこそ、本気でやってはじめてさらに楽しさを味わえるとおもいます
EOS60Dの広告キャッチフレーズではないですが、 「趣味なら、本気で。」 取り組みましょう!
では。