α6400が、はじめて買った一眼カメラです。
とにかく子ども(ときどき愛犬も)を撮るにあたって、シンプルに使いこなす方法を教えてほしい。
という方向けの記事になります。
この記事の結論書きます。
■この記事のポイント α6400で子どもやペット撮りなら、最低限、 ・人間や動物の瞳の認識力ばつぐんの「リアルタイム瞳AF」 ・ AFがばっちし追従する高速11コマ連写 は使いこなしましょう (他は無視でもいったんOKです) |
(ほんとは無視しちゃもったいなくて)ある程度カメラの操作は苦にならない、という方はぜひ「リアルタイムトラッキング」を使いこなしましょう。詳細は、以下の記事をご参照ください。
また、α6400を買ったばかり、という方に、最初のおすすめの初期設定について以下の記事にまとめていますので、よろしければご参照ください
※タイトルはα7R IIIとありますが、α6400と共通ですのでご安心ください。
では、本論に入っていきましょう。
α6400のおすすめ設定:子ども撮り編
[超基礎編]
カメラの使い方を人に聞くと色々教えてくれるんだけど、、結局むずかしくてどう使えばいいのかわからない。子どもと、時々ペットを撮りたいだけなんだけど
人物やペット撮影のポイントは①「瞳」にガチピンです。
あと、ころころ変わる一瞬の表情を撮るために、②「連写」が必須です。この2点をしっかり押さえるようにしておきましょう
では、この2つをそれぞれ見ていきましょう。
①人間や動物の瞳の認識力ばつぐんの「リアルタイム瞳AF」
α6400は、「人物」と「動物」の瞳を認識可能です。
デフォルトでは、「人物」になっているので、「動物」にピントを合わせる予定はない、と断言できる方は、このチャプターは、すっ飛ばしていただいて結構です。
ペットも子どもも撮りたい、という方は、このAF時の検出対象を撮影時に簡単に切り替えられるように、設定(カスタムキー設定)をしておきましょう。
人物と動物にも瞳AFが効くのはすごいけど、それぞれどっちに合わせたいか、都度カメラ側で切り替えが必要なんですね
そうです。
でも、切り替えは一度初期設定をしてしまえば、簡単なのでご安心を。
人物と動物の瞳の認識をカメラ側で切り替えられるようになっていますので、その切り替えの初期設定をしてしまいましょう。
以下1~5のお好きなボタンに、瞳の認識切り替えを行う機能の割り当てを行います。
好みで変えてもらっていいですが、
2のAELボタンが使いやすいので、これに、瞳AFの認識対象の切り替え機能の割り当てをすることにします。
以下、設定です。
MENU > 撮影設定2 > カスタムキー(静止画) を選ぶ
続いて、
コントロールホイールの左/右で[AELボタン]を選んで中央を押し、[検出対象]を選択する
これで、AELボタンを押すたびに、検出する対象を[人物]/[動物]の切り替えを行うことができます。
狙いの被写体を撮る際に、都度適したほうに切り替えるようにしましょう。
動物は撮らないという方は、特に設定せずとも、人物の瞳をカメラが認識したら自動で瞳AFが発動しますので、問題ありません。
②AFがばっちし追従する高速11コマ連写
1秒間にAF(ピント合わせ)やAE(明るさの自動調整)を連動しながらの11枚もの、ものすごい高速連写ができるのがα6400の特長です。
子ども撮影時は、一瞬の表情が命なので、カメラの高速連写性能をうまく使ってあげましょう。
でも難しい設定はなるべきしたくないです。。
簡単にすませるには、SCN(シーンセレクション)という撮影モードをおすすめします。
以下、設定です。
モードダイヤル(以下の図で示された部分です)をまわして、
SCN(シーンセレクション):
撮りたい被写体や環境に合ったモードを選ぶと、被写体に適した設定で撮影できる。
を選択します。
そしてコントロールダイヤルをまわして、 スポーツ にします。
スポーツ:
高速なシャッタースピードで動く物が止まったように撮れる。シャッターボタンを押し続けると連続撮影する。
これだけで、AF/AE追随の高速連写性能をフルにいかすことができます。
思っていたより、簡単。
これなら、自分で設定しようという気になります。
このシーンセレクションを使わないと、ドライブモードや、afモードの設定も必要になるので、重宝します。
まとめ
α6400は、AFや連写の精度が同程度の価格帯のカメラにくらべて群を抜いているとおもいます。
実はこの、”AF”や”連写”というキーワードは、子ども撮りの重要要件と重なっています。
子どもを撮るには、たしかなAFと連写性能が求められるのです。
▼AF性能に関して
瞳AFを使うなら、忘れず、事前に検出対象[人物]/[動物]を選んでください
(デフォルトは[人物])特に子どもとペットを飼っている方はぜひ設定を使いこなしましょう。
▼連写に関して
SCNモードで「スポーツ」を選択。これでAF/AE追従の11コマの高速連写性能をフルに活用可能になります。
それでは、本記事を参考にして、良きフォトライフをお送りください。
なお、α6400の子ども撮りのおすすめレンズは以下に纏めていますので、ご興味ある方は、ご参照ください。