タムロンの「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070) 」が気になる。特長と評判を知りたい。
という方に向けた記事になります。
APS-Cサイズミラーレス用として、タムロン初の大口径標準ズーム 「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070) 」です。
希望小売価格は約9万円 (税込) です。
ソニーEマウントのAPS-Cミラーレス用 ズームレンズとして、倍率と明るさの両方を求めるユーザー向けとされています。
以下が、タムロン「 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD 」の公式プロモーション動画です。1分半程度です。
なお、以下にα6400におすすめレンズをまとめています。よろしければご覧ください。
同じくソニーAPS-C タムロン11-20mm F/2.8 Di III-A RXDについては、以下に記事にまとめていますのでよろしければご覧ください。
■ この記事のポイント タムロン「 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070) 」 ✔ APS-Cサイズミラーレス対応、世界初 17-70mm F2.8 ✔ 手ブレ補正機構「VC」静止画撮影から動画撮影まで ✔ 広角端で最短撮影距離0.19mを達成 ✔ 口コミ |
【神レンズか】17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)【ネガコメントも】
APS-Cサイズミラーレス対応、世界初 17-70mm F2.8
タムロンの公式ページによると、
「目指したのは、ワイドレンジと高画質の両立。APS-C対応の標準ズームレンズとして世界で初めてズーム比4.1倍の焦点距離17-70mm (35mm判換算25.5-105mm相当)、大口径F2.8を実現しました」とあります。
純正でもこのクラスの大口径ズームレンズがない中、本レンズは貴重ですね。
背景のぼけ具合が、さすが大口径レンズといった感じですね。
同じく代々木公園の河津桜にて📸
— youthkee (@youthkee) February 18, 2021
フルサイズ機との組み合わせでも問題なく使用できました👍🏻
SONY α7S III
Tamron 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD
f2.8 70mm/36mm/26mm/17mm
JPG撮って出し#マイタムロンレンズ#B070モニター#ファインダー越しの私の世界#写真好きな人と繋がりたい#photography pic.twitter.com/ggyObdnekJ
そのサイズ感、焦点距離、明るさから、フルサイズ機とセットで使われるケースも散見されます。
手ブレ補正機構「VC」 静止画撮影から動画撮影まで
手ブレ補正機構「VC」を搭載しています。
さらに、AI（人工知能）テクノロジーを活用することで、従来のVC機構に比べて動画撮影により配慮した補正効果が得られるとされています。
以下が公式動画です。従来との比較で撮影されているので参考になります。
広角端で最短撮影距離0.19mを達成
APS-Cサイズの標準ズームとしては、広角端では0.19m、望遠端では0.39mと高い近接撮影能力を誇ります。
TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)ならここまで寄られてもピントが合うんですよ、なお気付いたらレンズフィルターに鼻の脂がめちゃついてた#猫の日#宿木カフェ pic.twitter.com/mKLwhkCdvg
— れべるの人 (@lvGOGOGO) February 22, 2021
カニに近づいて、大口径ならではの背景を大きくボカした表現がステキですね。
口コミ
ポジティブなものが多いですが、ここではあえて、ネガのものを抜き出してみました。
サイズが大きい
タムロン17-70mm F/2.8 αのEマウント(APS-C)で6600で組んでも良いかと思ってきたが、ちょっと大きい…ならば35、55の単玉と広角ズームでもいいかもね
— Sさん (@es43z) March 11, 2021
レンズで525gあるので、α6400と付属のアクセサリーなどとを合わせると、全体で1kgを超えてしまいます。カバンにいつもしのばせておく、といったことは厳しいかもですが、ここぞという時にはちょうどいい感じともいえます。
以下は、サイズはちょうどいいという方のコメントです。
タムロンの17-70mmって大きいとか重いって言う人もいるけど、自分はα6400にちょうどいい感じがする。ちょうどいい重さと握り心地と重心の適切さで物理的に手振れが減る感じ。レンズ内手振れ補正とダブルで凄くいい感じ。
— 佐々木 宏人 (@hiroto_sasaki) January 23, 2021
価格
このクラスのスペックからは、9万円という金額は高すぎるものではないと思いますが、純正レンズでも APS-Cなら3～5万円でもレンズがある中で、高いと感じる人もいます。
ちなみに、純正レンズでは以下のSEL1655Gというのがあります。こちらは10万円を超えてきます。
ズームレンズにこだわらず、単焦点レンズとするならば、より明るいレンズがより安くゲットできます。例えばSEL35F18などです。
まとめ
この記事では、タムロンの17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)についてまとめてみました。
サイズがやや大きい、価格が高いといったネガの声もありますが、
・ズームレンズで
・明るいF2.8の大口径レンズをこの焦点距離、価格で
となると、現時点では本レンズ一択となるかと思います。
一方で、
単焦点レンズにまで候補を広げると、純正レンズでも、より小型で安く手に入るレンズも多くありますので、興味ある方はそちらも合わせて検討してみてはいかがでしょうか。