【投資初心者】コロナショックで株の買い時はいつ?

コロナショックで株価が暴落しているようだけど、今、株を買うのは正解なのかしら

コロナで世界に大不況がくるという世論もある中、株なんて買っていていいのだろうか

といった方向けの疑問解消を目指す記事になります。

コロナショックで株価は世界的に大暴落中。
そんな中、いろんな考えがあるとおもいますが、これから投資を始める方にも絶好の好機だと思います。

今から始めるなら、米国株が断然おすすめです。

気になる買い時は、5月~7月にかけて、株は2番底を目指す可能性大なので、そのタイミングが絶好の仕込み時とおもいます。


■この記事のポイント

・米国株がおすすめのわけ

・「VIX指数」が示す絶好の買い場のタイミングについて

・コロナで世界的大不況が継続してしまうのか

・まとめ

米国株がおすすめのわけ

米国株がおすすめの理由

1.米国株は、これまで数々の不景気を乗り越え、最高値を記録し続けてきたから

2.世界の有望銘柄が米国株に多く、イノベーションは常に米国から起こってきたから

1.米国株は、これまで数々の不景気を乗り越え、最高値を記録し続けてきたから

以下は、アメリカの代表的なインデックスであるダウ平均株価の推移です。

どのタイミングで買っても、しばらく持ち続ければ利益が得られることが簡単にわかります。

直近のところが、がくっと落ちていますが、これが直近のコロナショックの影響ですね

過去、ドットコムバブルやリーマンショックなどの幾度の株価暴落を乗り越えて、現在まで株価が常に最高値を更新し続けてきました。

米国は、世界の通貨の基軸ドルを握っていますので、今後も市場の中心にあることを考えると、(短期では負ける可能性ありますが長期でみると)利益を得られる可能性が高いと考えてよさそうです。

2.世界の有望銘柄が米国株に多く、イノベーションは常に米国から起こってきたから

2020年3月末時点の世界時価総額ランキングを見てみましょう(参照)。

マイクロソフト、アップル、アマゾン、アルファベット(グーグル)、フェイスブック、バークシャーハサウェイ、ジョンソン&ジョンソンなど、10位中実に7銘柄が米国株ですね

これからも、世界の中で米国が高いスキルの人材やイノベーションの中心にあることがわかります。

この時価総額ランキングからも、恐らく、これからも米国中心に世界の有数企業が育ってくる、と推察するのは間違いではないとおもいます。

「VIX指数」が示す絶好の買い場のタイミングについて

米国株がよさそうだ、とわかったところで、米国株はいつが買いのタイミングかをみていきます。

買いのタイミングで大変参考になるのが、「VIX指数」です。

VIX指数とは、「ボラティリティ・インデックス(Volatility Index)」 の略で、 米国のインデックスS&P500をもとに算出、公表されており、 別名「恐怖指数」 とも呼ばれています。

VIX指数は投資家心理を示す数値として利用され、数値が高いほど投資家が相場の先行きを不安視していることを指すといわれています。

VIX指数は、平常時は10~20の間をうろうろしていますが、米国株(S&P500)が暴落するようなことがあると、下図のように急騰し、落ち着くと下がります。

VIX指数の推移

2008年年末に見られるVIX指数のピークが、リーマンショック時の株価大暴落のときのVIX指数です。

このときは一時的にVIX指数は、80以上まで上がっています。

以下がその際のVIX指数の拡大版です。

リーマンショック時のVIX指数の推移

10/19のときのピーク(①)と、その後11/16(②)に見られる二度目のピークが存在するのがポイントです。

そのときのS&Pについては以下です。

VIX指数とほぼ連動する形で、暴落していることがわかります。

リーマンショック時のS&P500推移

リーマンショック以外の経済危機でみても、VIX指数はだいたい2回か3回程度ピークをつけており、一度でおさまっていることはないことから、今回も2回目(か3回目の)ピークがあることが予想されます。

よって、これから1~2か月以内に、もう一度VIX指数の高まりがあるタイミングがあり、そのタイミングが恐らく買いタイミングになってくると思われます。

コロナで世界的大不況が継続してしまうのか

今回のコロナショックは、2兆ドル超とのリーマン危機を上回る5 兆ドル の世界経済の損失がありそうだ、ということで、 大恐慌以来、最悪の不況到来か、と新聞では声高に記事が出ており、投資家の投資意欲を下げています。

日経新聞電子版  2020/4/14

被害の影響は大きいとしても、一体いつコロナの事態が改善に向かうのでしょうか。

IMFでは、以下の見方が公式に発表されています。

IMFは14日公表した経済見通しで、21年の世界の成長率が5.8%になると予測した。新型コロナの日米欧経済への影響は4~6月期が最悪期とみており、基本シナリオは20年後半から景気は持ち直すとみる。金融危機直後も09年に0.1%のマイナス成長となったが、10年は5.4%のプラス成長だった。

日経新聞  2020/4/14

21年には、成長率が5.8%と急回復する、という見立てです。

本日時点では、正確なところは誰にも予測できませんが、私は過去これまで人類は多くの危機を克服してきたことからも、今回のコロナについてもIMFの見立てのとおり、今年中には克服できるのではないか?と思っています。

まとめ

コロナショックで世間の相場は大荒れの状態ですが、悲観的になりすぎに、株をはじめようと思っている方はまさに今が絶好の買い場と思っていいとおもいます。

気になる買い時は、5月~7月にかけて、株は2番底を目指すタイミングです。

では、少しでも参考になる点があれば幸いです。

ただし、あくまで投資は自己責任で。

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