VlogやYouTube動画をはじめるのだけど、シンプルで高性能なマイクがほしいけど、どれがいいのだろう?
といった、質問にこたえます。
本記事の内容はずばり、以下です。
・ソニーのECM-B1MはVlog、YouTubeに最適なマイクです ・おすすめの理由は5つ ・RODE VideoMic Pro+ よりもおすすめです |
ECM-B1Mは、こんな感じの超絶シンプルショットガンマイクロホンです。
そもそも、ショットガンマイクロホンとは何でしょうか
ショットガンマイクロホンとは?
指向性が高いマイクロホンのことをいいます。
指向性が高いとは、狭い範囲の集音に向くマイクです。
Vlogで歩きながら風の音、周囲の雑音に迷わされず、自分や相手の声、狙いの音だけを集音したいときに、内蔵マイクでは限界があります。
そこで、ショットガンマイクが必要になってきます。
そんなに内蔵マイクと差が出るの? と疑問に思う人は以下の動画をみてみましょう。
α6600の内蔵マイクと本マイクの集音の違いが比較されています。
で、結論をいいます。
私がこのショットガンマイクロホン ECM-B1Mをおすすめする理由は、以下の5つです。
ECM-B1MがVlog、YouTubeにおすすめの5つの理由
おすすめの理由は以下の5つです。
①3つの指向性を1本で変えられる
②めっちゃコンパクト
③めっちゃシンプル:バッテリーレス/ケーブルレス
④調節機能めっちゃ多い
⑤ノイズ少ない
では、1つ1つ見ていきましょう
①3つの指向性を1本で変えられる
左の青枠部分の3つの区切りを切り替えるだけで、指向性をおおきく変えることができる優れものなのです
具体的には、以下のように切り替えます
[鋭指向性]
周囲の音を抑え、カメラ正面の音を強調して収録。
自分撮りのときにもおすすめ
[単一指向性]
背後の音は抑えつつ、前方の音を幅広く収録。
対談など、複数人の声を収音する際におすすめ
[全指向性]
すべての方向に等しく感度を保ちます。森の中の鳥のさえずりなど、環境音を収録したい場合におすすめです。
かんたんなのに、大きく指向性を変更できるのです。
②めっちゃコンパクト
全長がたった99.3㎜のめっちゃコンパクト設計です。
でも、そもそもなぜコンパクトであることが必要なのでしょう?それは、
後ろのほうが短い
⇒ 額をマイクにぶつけずにのぞき込むことができる
前のほうが短い
⇒ マイクの映り込みがない、撮影時にとりまわしが楽、
周囲から「撮影されてる~!」と余計な注目を集めなくて済む
マイクはYouTubeで自宅で固定撮り用だから、小さくなくていい、ってことにはならないところが要注意です。
③めっちゃシンプル
地味にこれがもっともおすすめポイントだったりします。
ソニーの最近のαミラーレスカメラは、マルチインターフェースシューというものになっています。
マルチインターフェースシューとは?
一般的なホットシューとは異なり、映像や音声、カメラとの信号のやりとりが可能なソニーの独自シューです
すなわち、
このマイクは、カメラと直接接続することで、マルチインターフェースシューを経由してカメラから直接電源供給ができます!
また、カメラとの音声のやり取り用なので、ケーブルをさしたりする必要もありません!
すなわち、完全ケーブルレス撮影が可能なのです
メンタリストのダイゴさんも、”継続”には、”めんどくさくないようにしないといけない”と言っていますが(時間ある方はぜひ↓)
Vlogでいいマイクで集音しよう、と思っても、ケーブルを探してカメラに装備して、電池が切れていたら買いに行って、などというめんどくさいことが必要だと、せっかく買った外部マイクも使わないことになりかねません。
さらに、ケーブルが本体に当たったり、擦れたりする際の振動ノイズも排除することになるので、実務的なメリットもある点をお見逃しなく。
なので、私はこの完全ケーブルレス撮影ができることは、実は初心者ほど、大変重要なポイントだとおもっています。
④調節機能めっちゃ多い
指向性、録音レベルの調整できるのはポイント高いです。
※ デジタル/アナログの切り替えについては、後述します
DIGITAL/ANALOGスイッチ:
デジタル接続とアナログ接続を切り換えます。
AUDIO LEVELダイヤル:
AUTO/MANスイッチがMANのとき、録音レベルを調節できます。
アッテネータ(ATT)スイッチ:
録音したい音声の大きさに応じて選択できます。
AUTO/MANスイッチ:
録音レベルを調節します。AUTOは自動調節、MANはAUDIO LEVELダイヤルで調節できます。
⑤めっちゃノイズ少ない(番外編)
デジタルオーディオインターフェースシューに対応しているから、めっちゃノイズ少ない
従来は、マイク側のアナログの信号をカメラに伝達してから、カメラ側でデジタル信号していたため、伝送の過程でノイズが混入する場合があったようですが、今回のマイクはマイク側でデジタル化するため、ノイズが混入せずクリアな低ノイズな集音が可能のようです。
ただ、注意は、デジタルオーディオインターフェースシューに対応しているカメラは、2019年11月時点で、以下のモデルのみです。
デジタルオーディオインターフェースシュー対応モデル
・α7R IV
・α9 II
<2019年11月時点>
ただ、ご安心ください。
デジタルオーディオインターフェースシュー非対応のモデルでも、マルチインターフェースシューであれば、ECM-B1Mの「Digital/Analogスイッチ」(出荷時は「Analog」に設定)を「Analog」にすることで、十分つかえます。
そして、α7R IV, α9 IIなど、デジタルオーディオインターフェースに対応しているモデルをお持ちの方は、忘れずECM-B1M側で「Digital」を選択するようにしましょう。
RODE VideoMic Pro+ よりもおすすめ
メーカーのRODEは、YouTuberに大変よく選ばれています
こんなやつです↓RODEのロゴがかっこいいですね。
ただ、ECM-B1Mと比べて、以下の点が残念です。
・ごつい(前に飛び出しすぎのためレンズによっては画角に入ってしまうことも)
・充電が手間(電池やマイクロUSBケーブルにて)
まとめ:αにはECM-B1Mがマイクでは一番おすすめ
この記事でご紹介した、ECM-B1Mを改めて紹介しておきます。
動画におすすめのカメラ、α6600に関して以下の記事も書いていますのでよかったらお読みください。
【初心者も】α6600は動画最強のカメラ。動画にぴったりな機能が盛りだくさん。
それでは、素敵なムービーライフを。