アメイズ【6076】増収増益、買いか

皆さんアメイズという会社をご存知でしょうか?

年末のばたばたしているタイミングで、管理人は500株975円で取得しています。購入タイミングは以下の赤丸の部分になります。

ずっと買いのタイミングを狙っていたのですが、良いタイミングで買えたと思っています。今後ますます上がっていくと思っているのですが、ここでは、アメイズを買った背景について、整理しておこうと思います。

また、今回の分析が正しかったのかどうか、アメイズを売却するまで随時レポートをしていこうと思います。

アメイズって何の会社?

アメイズとは、九州から本州にホテル、最近では外食も事業展開するホテルチェーン(ホテルAZグループ)です。

サイトの沿革をみると、明治44年創業の老舗旅館、亀の井旅館というのをジョイフルが買収、そのジョイフル代表取締役だった穴見氏がこの旅館業務に腰を据えて取り組もうと思ったのか、ジョイフルを辞め、株を引き取り、亀の井旅館の代表取締役に。そして今は二代目に移っているというようです。

全国78店舗の内、福岡が23店舗、熊本が11店舗、大分が7店舗と過半数が九州を占める地元密着の宿泊費も5000円弱のリーズナブルな日常使いを狙ったホテル展開をしているチェーン店のようです。

アメイズの業績はどうなのか?

アメイズは1月10日に平成30年11月期の決算短信を発表しています。

前期からの伸びはやや鈍化したもののそれでもこれほどまでの一貫した売上高、営業利益の伸びを継続できているのは素晴らしいと思います。

また、決算によると、当期は建築コストの高騰等の理由により、125室タイプ1店のみの出店だったのに対し、来期は

(出展元: アメイズ決算短信)郊外型ロードサイドビジネスホテルチェーンであるHOTEL AZチェーンの新シリーズとして160室タイプを開発し、年度内に3店舗を開店し、並びに今後の集中出店に備える予定です。 

 とあり、160室という大型店の出店予定もあり、成長路線は維持されるように思います。また、同日に決算短信に加え、”監査等委員会設置会社への移行及び定款の一部変更に関するお知らせ”も発表されており、その中では、発行株数を1,800万株から5,000万株大幅に増やすために現行の約款を変更すると記載されています。

通常は株の希釈化は現保有株主価値を下げるものとされますが、アメイズに関しては新規出店の積極投資の表れと思いますので、今後の更なる成長路線継続に向けて期待したいと思います。

アメイズの配当について

株主優待について

11末時点の保有株100株以上で30%割引優待券5枚をもらえます。私は12月に買ったので、優待にあずかれるのはほぼ1年先になりそうです(それまで保有しているかは分かりませんが)。ただ、アメイズのサービスは九州地区中心のようですので、東京住まいの私が直接利用するのは難しいのが難点ではあります。

配当利回りについて

1月11日時点(\1,189)で2.94%です。米国と中国の貿易摩擦などの世界的な経済不況の懸念はありますが、アメイズは増収増益の中、配当も30円から35円と増配になっていますので、世界同時株安となっても、配当利回りが株の下落の下支えをしてくれそうです。

まとめ

アメイズはここしばらく株価は底なしの下落傾向でしたが、業績は変わらず増収増益、配当利回りも3パーセント弱にずり上がっています。また、決算短信からも今後の積極投資について攻めの姿勢が表明されていること、PERは8.22(2019/1/14時点)と指標上割安となっているため、現在の株価がほぼ底値といえるのではないでしょうか?

あとは、発行株数を大幅に増やすということが株主価値を下げないかどうか、それを上回る利益をあげられるか、という点に注視していきたいと思います。

 

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