キヤノンの人気フルサイズミラーレスEOS R6を買ったが、おすすめのレンズを教えて欲しい
という方に向けた記事になります。
せっかく、EOS R6を買ったのだから、
・フルサイズの描写力を生かしながら
・コンパクトで機動性の高い持ち歩きで普段からも気軽に撮影
・SNSでも人気の写真・動画をあげてばっちり人気を集められる
レンズを買いたい、という方にお勧めのレンズを紹介するのが本記事になります。
そもそも、EOS R6って?という方は以下の記事もご覧ください。
まだ買うのを迷っている方含め、キヤノンEOS R5/R6完全ガイドというムック本が出ていますので、EOS R6について、さらに詳しく知りたい方はそちらもおすすめです。
EOS R6を買ってどういう写真を撮ればいいの?と迷わないためには、私もよく読むデジタルカメラマガジンの特集されている号を買っておくと便利かも、です。
記事のポイント
EOS R6 でおすすめの3レンズ
1. 最初の1本迷うならこれ:RF24-105mm F4 L IS USM
2. 広角で寄りにも強い万能レンズ:RF35mm F1.8 マクロ IS STM
3. 風景、スナップも幅広くカバー: RF15-35mm F2.8 L IS USM
【人気】EOS R6におすすめのレンズ【失敗しない】
EOS R6には、ボディのみと、RF24-105 IS STM とのレンズキットの2バリエーションあります。
この記事では、ボディのみの方にお勧めのレンズとして以下紹介していきますね。
1.最初の1本迷うならこれ:RF24-105mm F4 L IS USM
RF24-105mm F4 L IS USM
レンズ構成:14群18枚
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最短撮影距離0.45m
最大撮影倍率0.24倍
フィルター径:77mm
最大径×長さ:φ83.5×107.3mm
質量:700g
広角(24mm)から望遠域(105mm)までカバーしてくれるため、室内から、屋外でも幅広く活躍する超万能レンズです。
旅行などカメラ関連の機材を増やしたくない場面でも、これ1本で色々撮れてしまう、というのはありがたいですね。
200㎜のテレ端でF4のため、背景をぼかした撮影も楽しめます。花の撮影などにもぴったりです。
クジャクの羽から、その高い描写力がうかがえます。描写の線が細い、という感覚です。
以下のような人工物などの写真でも、画面の端でも線が不自然に歪んだり、補正されたりせず、高い描写力でもって、映されているのが分かります。
2.広角で寄りにも強い万能レンズ:RF35mm F1.8 マクロ IS STM
最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影も行える、広角・単焦点レンズです。
ハイブリッドIS機能により、マクロ撮影時に影響が顕著になるシフトブレも補正されるから、
・手持ちでのマクロ撮影 はもちろん
・スナップや風景撮影時にも!
大変便利な1本です。
RF35mm F1.8 マクロ IS STM
レンズ構成:9群11枚
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最短撮影距離:0.17m
最大撮影倍率:0.5倍
手ブレ補正機能:5段分
フィルター径:52mm
最大径×長さ:φ74.4×62.8
質量:305g
以下の写真は、背景に対して、主役の猫が際立った印象的な作品です。
焦点距離が35mmと広角ながらも、寄っての撮影ができるため、ここまで背景をぼかした撮影もできるということですね。
35㎜の画角だと、テーブルフォトなども席から立たずに撮れるなど、取りまわしが便利なので普段使いにも適していますね。50㎜だとこうはいきません。画質もやはり圧巻です。以下の写真なども、つけ麺の引きたち具合がすごくいいですね。
動画を撮る方にはAF動作音も気になるかと。以下のTweetが参考になります。
店頭で許可を頂いて録画させて頂いた映像確認したんだけど24-105Lは勿論、RF35F1.8 IS Macroも内部マイクで撮影してもAF作動音が「皆無」なんだねぇっ!
— Nick Tsutomu|撮考ドットコム (@tsuttonton) June 8, 2020
それにこの一切ワブりなくじんわ~って合焦する感じ異次元過ぎるんですけど。#eosrp #rf35f18macro #今更 pic.twitter.com/tUxBp0ki3K
また、このレンズは、STM(ステッピングモーター)搭載のため、動画サーボAF機能搭載のEOS R6との組み合わせでは、動画中のAFの低速レンズ速度にも対応します。動画撮影する方にもおすすめです。
操作まわりについても、申し分ない、というコメントがTweetされていますのでご参考まで。
手ブレ補正の切り替えスイッチ、AF/MF切り替えスイッチはレンズの側面についています。また、操作リングは2つ付いており、レンズ前面にはユーザーが機能を割り振れるコントロールリング、後面のリングはマニュアルフォーカス用のピントリングになります。
rf35f1.8は本当に優秀だと思う☺️
— khodaaBloomer ぶち ロードパンシェルジュ⭐️ (@KhodaaBloomer) January 21, 2021
軽くて小さくて写り良くて、コントロールリング、フォーカスリング、AFMF切り替えスイッチ付き‼️
完璧過ぎて悪いところ一つも無いwww
あ‼️マクロも撮れる😄
ボケかたも悪く無いし、玉ボケも綺麗だし、確実に買って損しないレンズだなと思えるレンズ😄
そしてR6最高✨ pic.twitter.com/ZK2C7QVdhT
ネガな点としてはAFに関してです。
マクロレンズで鏡筒繰り出し式であることもあり、AF起動時には、ガタゴトと音がうるさく、手にその駆動時の衝撃が伝わることや、スピードが遅いという点を指摘する方もいるようです。
ただお値頃価格で、まずは最初に単焦点でRFレンズを購入したい、という方にはぴったりのレンズといえるかと思います。
3.風景、スナップも幅広くカバー: RF15-35mm F2.8 L IS USM
焦点距離15mmから35mmのズーム全域で、開放F値2.8の明るい広角ズームレンズです。
風景写真やら日常スナップなどでも、日常のだいたいのシーンでこの1本あればフォトジェニックな作品撮影ができるとおもいます。
RF15-35mm F2.8 L IS USM
レンズ構成:12群16枚
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最短撮影距離:0.28m
最大撮影倍率:0.21倍
フィルター径:82mm
最大径×長さ:φ88.5mm×126.8mm
質量:840g
以下のTweetにもあるとおり、初心者ほど望遠レンズを選びがちです。望遠レンズは望遠レンズでいいのですが、普段使いには、広角単焦点レンズや広角ズームレンズのほうがSNSにも合うため、おすすめです。
写真を趣味として始めたばかりの人って交換レンズは広角側よりも望遠側を欲しがる傾向にあるよね。広角ってただ広く、小さく写るだけだもんね。望遠はなんとなくアップにできて楽しいんだろうな。ちなみに、私も中学生のとき、初めてのカメラは50mmで、次にお金を貯めて買ったのは135mmだったw
— 塙真一(HANAWA SHINICHI) (@S_HANAWA) November 8, 2021
以下の写真のように、本格的な風景写真を撮る方にもぴったりです。
ポートレートでも、F2.8の明るいレンズだから、広角ズームレンズながらもしっかり背景をぼかした印象的な写真も撮れます
広角なので、寄って撮ると、このように花の写真もパースがきいた印象的な写真が撮れます。スナップにも最適です。
まとめ
最初の1本を迷うなら、広角から望遠までこれ1本でカバーできる標準ズームレンズ:RF24-105mm F4 L IS USMがおすすめです。
次におすすめは広角単焦点、広角ズームレンズです。
広角単焦点ではRF35mm F1.8 マクロ IS STMは、広角で寄りにも強いですし、F1.8と明るいので、ポートレート撮影など背景をぼかしたい時などにも威力を発揮します。
広角ズームレンズRF15-35mm F2.8 L IS USMは、本格的な風景、スナップも幅広くカバーする本格レンズで買って失敗しないレンズとしておすすめです。
少しでも参考になる点があればうれしいです。
では、また。
拙速にレンズを買って失敗したくない、という方におすすめなのは、まず賢くレンタルしてみる、ということです。以下記事にまとめていますのでよろしければぜひご覧ください。