【欠点】Z fcここが残念なところ【まとめ】

Z fcが人気だけど、どういうところが欠点なのか予めわかった上で検討したい。ざっと残念な点、欠点を教えてほしい

口コミで、Z fcについての欠点と言われている点も含めて、この記事で整理しておきます。

なお、以下にZ50との比較はまとめていますので、よろしければ合わせて御覧ください。

ニコンから、「Z fc」が発表になったけど、クラッシックでかわいい。でも「Z50」とは何が違うのか知りたい という方に向けた記事にな...

記事のポイント
Z fcで残念と言われている点

1.ボディ内手振れ補正機能が無い
2.Zマウントの対応レンズが少ない
3.ダスト低減機能が無い
4.ヘッドフォン端子が無い
5.ユーザーセッティングが付いていない

【欠点】Z fcここが残念なところ【まとめ】

1.ボディ内手振れ補正機能が無い

手振れ補正がついていないのが、これからカメラをはじめる初心者だから不安です。

Z fcには、ボディ内には手振れ補正が搭載されていませんが、レンズ側に手振れ補正機能が搭載されています。

じゃあ、レンズ側に手振れ補正機能がついているから問題無しということね?良かった

 ただし、10月発売予定のキットレンズのNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)などは、レンズ側にも手振れ補正機能が非搭載です
 望遠レンズというわけではないので、少しシャッタースピードに意識を払えば、ブレ写真の量産ということにはならないですが、初心者の人は気に留めておいたほうがよいかもです。

ニコン Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キット
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ちなみに、ニコンの場合は、レンズ名に「VR」が入っているレンズは手振れ補正機能搭載です。

同じキットレンズでも、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRにはレンズ名にVRが記載されているとおり、手振れ補正機能が搭載されていますので安心です。

ニコン デジタル一眼カメラ Z 50 16-50 VR レンズキット
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2.Zマウントの対応レンズが少ない

これからカメラをはじめようと思っているんだけど、ニコンのZマウントはレンズの種類が少ないと言われているのが不安です。

以下がニコン公式のZマウントレンズラインナップです。ソニーの60本を超えるEマウントレンズラインナップなどと比べるとまだまだ少ないですが、初心者にとって、使えるレンズが無くて困るというようなことはありません(S-Lineなどの高価なレンズが多いのはネックとしてありますが)。

仮にキットレンズでは16-50を選ぶとした場合、子どもやペットの躍動感ある望遠撮影を楽しみたい場合、NIKKOR Z DX 50-250㎜ f/4.5-6.3 VRがおすすめです。手振れ補正もついています。

NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR Zマウント
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以下がSNSで見かけたZ50 DX 50-250での写真ですが、アップで捉えられており、迫力があります

ポートレート用途などには明るい単焦点NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sなど。また、マクロ撮影に挑戦したい場合もNIKKOR Z MC 50mm f/2.8などが用意されています。

NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
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以下がSNSで見かけたZ5、NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sで撮られた写真です。背景のぼけ具合など印象的ですね。Z5はフルサイズなので背景のぼけ具合など、状況はZ fsと少し変わりますが、参考になります。

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
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3.ダスト低減機能が無い

イメージセンサークリーニング機能が非搭載です(Z50も同様)。
この機能はあったほうが便利ではありますが、レンズ交換を外で頻繁にしなければ、ごみが付く頻度は減りますし、それでもごみが付いた場合はブロアーで吹けばある程度はとれます。

このあたりがZ5などの上位機から機能を落とした部分なのでしょうね。

防塵防滴にも非対応とあるのも不安です。

これはイメージセンサークリーニングとは別の話しですが、中級機以上の一眼カメラで一般的に対応していることの多い「防塵防滴配慮」の設計がなされていないという点についての指摘ですね。
一眼カメラの場合、防水カメラなどとは違って、防滴だったりすることから分かるように、一般の方の使い方では、それほどクリティカルというほどでもないと思います。

4.ヘッドフォン端子が無い

Z fcにはヘッドフォン端子がなく、出力できません。
外部音を収録するなどの動画撮影時に、ヘッドフォンでカメラ側の収録状況を聞きながら記録しますが、そういった詳細な確認ができないということが動画用途の方は事前に認識しておくべきポイントになります。

5.ユーザーセッティングが付いていない

ユーザーセッティングとは何のこと?

以下は「Z6」の操作部の写真ですが、左上の露出モードダイヤルにU1、U2、U3と、ユーザーがあらかじめ設定値をカメラに覚えさせることのできる部分があり、このことを指します。

Z6の操作部

Z fcの商品特性上、これは無くてもまぁ許容範囲という方が多いのではないでしょうか?

まとめ

最後に、これまでの内容をまとめておきます。

結論、1、2についてはクリティカルではなく、3、4、5は一応認識して検討しましょう、というのが結論になります。

1.ボディ内手振れ補正機能が無い ➡レンズ側で搭載のレンズを選べば良し
2.Zマウントの対応レンズが少ない ➡レンズロードマップを要確認
3.ダスト低減機能が無い 
4.ヘッドフォン端子が無い
5.ユーザーセッティングが付いていない

参考になる点があれば嬉しいです。では、また。

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