【ソニー】FE 14mm F1.8 GM【星景に最適か】

ソニーの超広角の14mm F1.8 G Masterの発表があったけど、星景撮影に使いたいのだが評判を知りたい

という方に向けた記事になります。

ちなみに、同じく超広角大口径レンズであるFE 20mm F1.8 G についても以下に記事しています。よろしければご覧ください。

ソニーの20F18のレンズの発表があったけど、どういう特長があるのか教えてほしい。 といった方の疑問を解消する記事になります。 ...

以下が、FE 14mm F1.8 GMの公式動画です。
星景に加え、Vlogなど動画撮影でのこのレンズの特長が良く分かります


この記事でのSEL14F18GMのポイント

✔ コンパクトサイズ

  SIGMAの14㎜ F1.8 DG HSM Art対比

✔ 星景写真に最適
  ①開放F値1.8から妥協のない高解像性能
  ②評価レビュー

【ソニー】FE 14mm F1.8 GM【星景に最適】

コンパクトサイズ

超広角大口径レンズでありながら、約460g( 最大径83mm×長さ99.8mm)というサイズが注目されています。

小型だから以下のようなシーンなんか撮影にのぞめます。

同等スペックのSIGMAの14㎜ F1.8 DG HSM Artと比べると、特にそのサイズの違いが目立ちますね

シグマ 14mm F1.8 DG HSM Art
created by Rinker

星景写真に最適

一般的に、星空撮影には、
 ・明るい(単焦点)レンズ
 ・画角の広いレンズ(広角)
レンズが好まれますが、まさにこのレンズはど真ん中の星景撮影レンズといえます。

①開放F値1.8から妥協のない高解像性能

超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズ2枚、非球面レンズが採用されており、画面全域での高い解像性能を誇るとされています。

②評価レビュー

LensTipに「FE 14mm F1.8 GM」のレビューが掲載されています。

まず解像力テストです。

APS-Cの隅の解像力は中央より遙かに低いが、それでも不満はない。フルサイズの隅では開放付近では、30lpmmをかろうじて超えるだけで問題になる可能性はあるが、F2.8に絞れば実用的な画質になる。しかし、この隅の性能はシグマ14mm F1.8 Artよりも良好で、GMのF2.8時の解像力を得るにはシグマはF4まで絞る必要があるので、ソニーGMの性能は批判に値するようなものではない。

デジカメInfo

続いてコマ収差です。

コマ収差は典型的な症状がAPS-Cの隅ですでに見られ、これは開放だけでなくF2.5に絞っても見られる。フルサイズではダイオードの点が翼のように見え、これはコマ収差が大きいことを示している。ソニーは記者会見で天体写真がこのレンズの主な用途の一つだと言っていたが、実際には、ソニーの主張が間違っていることが示された。

デジカメInfo

LensTipの記事が正しいとすると、F2.5にまで絞っても収差が気になるレベルで出てしまう、ということになります。これは少し不安なレポートですね。

次に、DPreviewから出ているサンプル作例を見ておきましょう。

下の画像は上の画像の周辺部の等倍切り出し画像です。コマ収差は見られますが、60MPのα7R IVの等倍切り出しでこの程度なら、14mm F1.8のレンズであることを考えれば許容範囲内でしょうか。

デジカメInfo

以下の先行レビューは、天体撮影を専門に撮られている方のチャンネルですが、こちらでは高い評価が得られています。

気になるサジタルコマフレアについてもLensTip、DPReview、よっちゃんチャンネル、各種口コミでも評価が分かれるような感じになっていますね

星景撮影では、撮り方(ソフトフォーカスフィルターの装着有無など)によっても、レンズの評価軸が異なってくるので、結果は分かれてきます。

発売後の多面的な視点でのレビューに注目です。

では、また。

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