【ニコン】「Z5」と「Z50」スペックの違い:あえて「Z50」を買うべき人

ニコンから「Z5」が発表になったけど、「Z50」とどちらを買うべきか迷っている。どういった機能が異なるのか知りたい。

Nikon 「Z50」公式ページより

という方に向けた記事になります。

「Z5」と「Z6」の違いについては以下の記事でまとめていますので、よろしければご覧ください。

ニコンから「Z5」が発表になったものの、2018年に発売の「Z6」と比べてどの部分がスペック面で異なるのか、また「Z5」のほうが新しいモデ...
この記事のポイント
 「Z5」はフルサイズなので、APS-Cである「Z50」とは画質面で大きく異なります。メディアもダブルスロットで刺せるので、使い勝手も向上しています。

 ただ、”動画”メインで撮る方、連写を多用する予定の方は、「Z5」よりも「Z50」を選ぶほうがコスパ的にも良いとおもいます。

ニコン「Z5」、「Z50」スペックの違い

画質

「Z5」は、35mmフルサイズセンサー搭載(FXフォーマット)の24.3MPですが、「Z50」は、それよりも小さいAPS-Cセンサー(DXフォーマット)の20.9MPになります。
よって、暗所でのノイズ性能など、画質面では「Z5」が有利になります。

Nikon 「Z5」公式ページより

ISO感度は、いずれもISO100~51200 ですが、「Z50」は、204800まで、増感が出来るのに対して、「Z5」は102400までです。

フルサイズである「Z5」のほうが感度面では有利なはずですが、より作品やノイズへのこだわりの強いハイアマチュアユーザーが使う商品なだけに、増感も「Z50」よりかは、抑える仕様になっているのかもしれませんね。

手振れ補正

Nikon 「Z5」公式ページより

「Z5」は5軸のボディ内手振れ補正が搭載されているので、レンズによらず手振れ補正を効かすことができます。

一方、「Z50」はボディ内手振れ補正機能は搭載されていないので、手振れ補正機能が欲しければ、レンズ側に搭載されているレンズを選ぶ必要があります。

ちなみに、キットレンズの「DX 16-50mm」にはレンズ内の手振れ補正がついています。

「Z50」はレンズ側で光学式手振れ補正機能が搭載されていないと手振れ補正が使えないのは痛いですね。

「Z5」、「Z50」いずれも、動画時は、ボディ側の設定で「電子手ブレ補正」 を(デフォルトではOFFですが)ONにすることで電子的な手振れ補正は使えます。
静止画時は使えないので要注意です。

シャッタースピード

「Z5」は、最高1/8000秒の高速シャッターが切れるのに対して、「Z50」では、1/4000秒までになります。

やはり上位機のほうに歩があるのですね。

ただ、 高速連写性能では、「Z50」が、11コマ/秒の高速連写が出来るのに対し、「Z5」では、4.5コマ/秒になるので、要注意です。

今ミラーレスで流行りのサイレント撮影は使えますか?

もちろん「Z5」、「Z50」いずれも使えます。

静止画撮影メニュー[サイレント撮影]を[する]に設定すると、電子シャッターを使用して、シャッター動作による振動とシャッター音を出さずに撮影できます。

Nikon 「Z50」公式マニュアルより

AFシステム

ここは「Z5」が優位です。

「Z50」は、 撮像範囲の縦横約90% をカバーする209点の像面位相差AFを搭載するのに対して、「Z5」では、「Z6」と同じ90%をカバーする273点の像面位相差AFを搭載しています。

瞳AFはどちらも使えるの?

もちろん使えます。
瞳AF、顔認識AF 「Z5」、「Z50」いずれにも搭載されていますし、瞳AFは、動物にもきちんと対応しています。

4K動画

「Z5」、「Z50」いずれも、4K 30pの録画に対応しています。

ただ、「Z50」はAPS-Cの撮像面全域で撮影が可能なのに対して、「Z5」はせっかくのフルサイズを活かせず、1.7倍に画面がクロップされてしまいます。

よって、結果として、「Z50」のAPS-Cはフルサイズの約1.5倍のクロップサイズですので、「Z50」よりもクロップされた狭い画になる、という点に注意が必要です。

「Z5」での4Kは、せっかくのフルサイズなのに、狭くなってしまうのは残念ですね。

もう1点あります。
フルHDで、「Z50」は120fpsのハイフレームレート撮影ができますが、「Z5」は60fpsまでですので、今流行りのスローモーションなどを多用したく思っている方は「Z5」を検討する際に注意必要です。

「Z5」が動画面で「Z50」よりも優れている点は逆にありますか?

「Z5」は、 ステレオミニジャック(φ3.5mm )が2つあり、外部マイク入力、ヘッドホン出力双方に対応していますが、「Z50」は1つで外部マイク入力にのみ対応している点が異なります。

音にこだわって収録したい際、ヘッドホン出力に対応している必要がありますね。

EVF

EVFは「Z5」のほうが「Z50」よりも優れています。

「Z5」は、0.5型のQuad VGA(約369万ドット)有機ELパネル 採用なのに対し、「Z50」は0.39型の XGA(約236万ドット) 有機ELパネルになります。

その差が大きいかどうか、一度店頭でのぞいてみて判断しましょう。

Nikon 「Z5」公式ページより

SDカードスロット

「Z5」のほうが「Z50」よりも優れています。

「Z5」は、UHS-IIに対応のデュアルスロットですが「Z50」は1つのスロットでUHS-Iにのみ対応です。

いざというときのための保険を兼ねた同時記録や、メディア容量が少ない場合の順次記録など、デュアルスロットかどうかもカメラ選びの要チェックポイントです。

Nikon 「Z5」公式ページより

スタミナ

Nikon 「Z5」公式ページより 「EN-EL15c」

「Z5」は、 新開発のLi-ionリチャージャブルバッテリー 「EN-EL15c」は、静止画なら約470コマ撮影可能です。

Nikon 「Z50」公式ページより 「EN-EL25」

「Z50」は、 より小さい「EN-EL25」 に対応で、静止画で約300枚撮影可能です。

運動会など1日充電無しで撮影する場合はバッテリー1個では不安なので、もう1個予備を用意されるのをおすすめします。


「Z5」、「Z50」ともUSB充電には対応しているものの、「Z5」はあらたにUSB給電にも対応したので、撮影中にも使えるのが良いですね。

価格

ボディのみで比べた場合、「Z5」が税込み19万円程度。「Z50」が税込み12万円程度と7万円程度「Z5」がフルサイズだけあって高価です。

結論

「Z5」と「Z50」では、センサーフォーマットが違うため、どうしてもフルサイズである「Z5」が高価になります。
そして高価なだけあって、基本的なカメラの性能は軒並み「Z50」よりも高スペックになります。

ただ、連写コマ速や動画に関しては、「Z50」が健闘しており、特にその方面で撮影を予定している方は「Z50」が十分検討モデルに入ってきます。

レンズの観点では、ニコンのレンズロードマップ上、FXフォーマットのレンズが多く今後は開発されるわけですので、選択肢の広がりから考えると「Z5」のほうが良いかもしれません。

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