【VLOGCAM】ソニー『ZV-1F』と『ZV-1』スペック比較【最新か】

という方に向けた記事になります。
どちらも大変話題の商品ですが、この記事でそれぞれの特長を整理してみたいとおもいます。

ZV-1FもZV-1いずれもスマホに比べても大型の1.０型センサー搭載のVlogにも適したコンデジです。ZV-1Fが2022年10月に発売されました。

有効画素数も両者同じですので、基本画質はほぼ同じと考えて良いと思います。

ZV-1Fでは、広角端の焦点距離が20mmとなったことを受け、より広くシーンを捉えてのセルフィーがしやすくなっています。

そうですね。
純正ではありませんが、ZV-1でもより広角に撮るために、18mm相当にできる以下のワイドコンバーターなどが有名です。値段もレンズを買うことを考えればかなりお手頃に入手できます。

広角はいいとして、続いて望遠です。
ZV-1Fは単焦点のため光学ズームができません。望遠を撮りたい場合は「ZV-1」ですね。ただ、ZV-1Fでもデジタルズームで静止画で最大約4倍、動画時に最大約2倍までアップで撮影ができます。動画では静止画に比べてもデジタルによる画質劣化が目立ちにくいので、気にならなければデジタルズームを多用してもいいと思います。

ZV-1Fではコントラスト検出方式となるため、注意必要です。
ちなみに最新の各社のカメラではよりスムースにピントがあい、動く被写体にも強いとされる位相差検出方式が使われることが多いです。ただ、20mmといった超広角レンズの固定焦点レンズですので、深度の深いほぼパンフォーカスでの撮影が中心になることを考えると、撮り方によってはAFについてはそれほど心配しなくても良い場面が多いかもしれません。

手ぶれ補正は光学式と電子式併用で回転方向にも対応するZV−1が優位です（静止画時は光学式のみ）。ZV-1Fは電子式のみになります。

ZV-1Fでは、マルチインターフェースシューではなく、電気接点のないコールドシューにダウングレードしています。そのため、ケーブルレスでのマイク装着や外付けフラッシュとの連動ができませんが、そういったこだわった撮影を予定している方はZV-1F購入には注意必要です。

入出力端子はZV-1FがUSB Type Cになっているため、他の電化製品とも併用できるため、口コミでも高い評価が得られています。

これまでのImaging Edge Mobileに対して、
・カメラの初期設定（日付、エリア設定）をスマホで自動設定
・カメラのバッテリー残量やメディア残量をスマホから確認
・カメラの電源OFF状態からのスマホ自動転送
といったことが新たにできるようになります。

ZV-1と同じバッテリーNP-BX1ながら、バッテリーの持ちが良くなっています。

クリエイティブルックはこれまでαの上位機に搭載されてきた写真動画を印象的な意図に沿った色味に調整できる機能です。