CanonのKiss M2にぴったりのおすすめレンズを教えて欲しい
という方に向けた記事になります。
せっかくKiss M2(Kiss M)を買ったのは良いが、
・印象的な写真を撮ってみたい
・レンズ交換を楽しみたい
という方に向けて、お勧めの交換レンズを紹介する記事になります。
「そもそもKiss M2って?」という方は、以前にKiss M2とα6400の比較記事を書いていますので、よろしければこちらもご覧ください。
■この記事のポイント ・マウントについて: 「EF-Mマウント」を選ぶべし ・おすすめ交換レンズのタイプ: (広角)単焦点レンズを選ぶべし ・おすすめ①: EF-M22mm F2 STM ・おすすめ②: SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary ・おすすめ③: EF-M32mm F1.4 STM |
【EF-Mマウント】Kiss M2にお勧めのレンズ【失敗しない】
マウントについて: 「EF-Mマウント」を選ぶべし
レンズ交換式カメラ、いわゆる一眼カメラで撮影する際にはレンズと組み合わせて使用しますが、カメラのボディに対応した交換レンズを選ぶ必要があります。
キヤノンには主に、以下の3つのマウントがあります。
■キヤノンのマウントの種類
・キヤノン EFマウント
⇒ キヤノンの一眼レフに採用されているマウント
・キヤノン EF-Mマウント
⇒ キヤノンのAPS-Cミラーレス一眼に採用されているマウント
・キヤノン RFマウント
⇒ キヤノンのフルサイズミラーレス一眼のレンズマウント
3つあるうちのEF-Mマウントのレンズを選ぶ、というのがポイントですね。
RFマウントのレンズはKiss M2では使えませんが、EFマウントのレンズは、アダプター( EF-EOSM )を使うことで、Kiss M2でも60種類を超えるEFレンズを使えるようになります。
EF Mマウントのレンズは未だ種類が少ないので、アダプター経由でEFレンズから選ぶというのもありです このアダプターは1万円程度で購入できます。
ただこの記事ではEF-Mマウントのレンズで紹介します。
おすすめ交換レンズのタイプ: (広角)単焦点レンズを選ぶべし
単焦点レンズは、一般的に
・コスパ良い
・コンパクトで持ち歩きしやすい
・ぼけやすい
ものが多く、最近はSNSでも若い方中心に、大変人気となってきています。レンズ選びに迷ったら、まず検討することをおすすめします。
特に最近はまわりの情景も一緒に画角に入れられる広角の単焦点レンズが人気ですが、EF Mマウントではあまりないので、標準域(35mm判換算で50mm程度)まで含めて検討してみるのをお勧めします。
おすすめ①: EF-M22mm F2 STM
スペック概要
EF-M22mm F2 STM
・レンズ構成: 6群 7枚
・最短撮影距離: 0.15m
・最大撮影倍率: 0.21倍
・フィルター径:φ 43mm
・大きさ: φ60.9 × 23.7 mm(電源OFFでの沈胴時)
・質量: 約105g
Kiss M2のキットのレンズにもなっている薄型のパンケーキレンズ。35㎜判換算で35㎜に相当。
とにかくコンパクト。厚さわずか23.7mm(電源OFF時)、重さ約105gとサイズでは他を圧倒します。
また、開放F2と明るいのでしっかり背景をぼかすこともできます。
また、最短撮影距離0.15m、最大撮影倍率0.21倍なので、マクロ的な表現もできるのが大きな魅力です。
35㎜判換算で35㎜の焦点距離ということで、
・画角が(広角すぎて遠近感がつきすぎることもなく)自然
・しっかり背景をぼかすことができる
点に注目です。
以下、口コミの一部です。
EF-M22mm F2 STM マジ万能これつけっぱで良いのでは pic.twitter.com/hrwP5xhvMN
— ふくねこ@ (@kuroneko794) October 12, 2020
ピンポーン
— KuroHazama (@KHJCassel) April 4, 2020
一眼レフの表現力が楽しめるから単焦点はめっちゃ楽しいよー。俺が買ったのは焦点距離が長くて扱いが難しいけど
セナたんならCanon 単焦点広角レンズ EF-M22mm F2 STM シルバーが気軽に扱えて良いと思うよ。
中古なら1万ちょっとで買えるしオススメ pic.twitter.com/gyye5mhOud
おすすめ②: SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary
スペック概要
SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary
・レンズ構成: 13群16枚
・最短撮影距離: 25cm
・最大撮影倍率: 1:9.9
・フィルター径: φ67mm
・大きさ: φ72.2mm × 92.3mm (EF-M)
・質量: 405g (EF-M)
35mm判換算で25.6mm相当で、ContemporaryラインながらArtラインにも迫る写りと評判のレンズです。
絞り開放から高い解像力と、動画時のAFにも対応するステッピングモーター採用で、スムースで静粛なフォーカスワークが可能となっています。
四隅まで歪みもなく、圧巻の解像力です。
おすすめ③: EF-M32mm F1.4 STM
スペック概要
EF-M32mm F1.4 STM
・レンズ構成: 8群14枚
・最短撮影距離: 0.23m
・最大撮影倍率: 0.25倍
・フィルター径: 43mm
・大きさ: Φ60.9mm×56.5mm
・質量: 235g
大口径EF Mレンズです。35㎜判換算51㎜相当で、広角レンズではなく標準レンズ域となりますが、お勧めです。
F1.4ならではの大きなぼけと開放高い描写性能が楽しめます。
また、最大撮影倍率は0.25倍。花や小物などに迫ったマクロ的な撮影も可能です。サイズも約235gと軽量で、普段から持ち歩けます。
最大撮影倍率も比較的高いので、大きく被写体を撮れます。
また、たかだか10数㎝程度後ろと思われる段ボールも、ここまでぼかせられるのはF1.4の魅力ですね。
ピント面のかりっとした解像感と背景の柔らかいぼけのギャップが良いですね
柔らかいぼけ表現が小さいお子さんの撮影などにもぴったりです。
シグマから、EF M用に、似たようなスペックの30mm F1.4 DC DNというのが出ていますが、 どういう特徴の違いがありますか?
EF-M32mm F1.4 STM | SIGMA 30mm F1.4 | |
焦点距離 | 32㎜ | 30mm |
構成 | 8群14枚 | 7群9枚 |
絞り羽根 | 7枚 | 9 枚 |
最大撮影倍率 | 0.25倍 | 1:7 倍 (≒0.14倍) |
開放F値 | 1.4 | 1.4 |
フィルター径 | 43㎜ | 52㎜ |
サイズ | 60.9×56.5 mm | 64.8×73.3 mm |
質量 | 235g | 270g |
キヤノンの純正のほうが
・より小型/軽量
・より大きく写せる
・何より純正!
という点でおすすめですが、シグマのほうが1万円程度安いため、サイズ等にも特にこだわりが無ければ、シグマのレンズもありです。
少しでも参考になった部分があれば嬉しいです。
レンズは欲しいけど、拙速に買って失敗したくない、という方には、賢くレンタルするという手もあります。レンタルすることについて、以下記事にまとめていますのでよろしければぜひご覧ください。
では、また。