2020.07.21にニコンから、Zマウントのレンズロードマップが、公式に更新されていますので、要注目です。
– Z 14-24mm f/2.8 S
– Z 24-50mm f/4-6.3
– Z Micro 50mm
– Z TC-1.4x と Z TC-2.0x テレコンバーター
NIKKOR Zマウントレンズロードマップ【2020.07最新】
以下が公開された最新のZマウントレンズロードマップです。
<2020.07.21時点>
Z 14-24mm f/2.8 S
今回注目は、 開放F値がズーム全域でF2.8の広角ズームレンズ としてこれまでに予告されていたZ 14-24mm f/2.8 Sが年内発売と宣言された点ですね。
開発発表なので、画像は出たものの詳細スペックや価格がはっきりしないのがもどかしいところです。
なお、これまでの予告に関しては、以下の記事にまとめていますのでよろしければご覧ください。
このレンズと 2019年4月発売の「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」、2020年9月の発売予定の「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」と合わせた3本で、Zレンズに広角・標準・望遠のF2.8ズーム、いわゆる大三元レンズが2020年内に揃うことになります。
これでようやく本腰を入れてZマウントに乗り換えようという方も増えるのではないでしょうか?
ただ、 広角は王道の16-35F2.8 ではないので、好き嫌いは分かれそうです。
また、最広角が14mmとなりますが、ショートフランジバックを活かしてさらに攻めた広角レンズがあっても面白いかもですね
Z 24-50mm f/4-6.3
このレンズは正式に発表されています
価格: 5万8300円(税別5万3000円)
発売時期: 2020年8月下旬
特長は以下になります。
✔ボタンレスの沈胴方式ボディー
✔高い解像力。EDレンズ2枚採用
✔最短撮影距離0.35m(全焦点距離)
✔「STM」を採用、各駆動音を静音化
✔「コントロールリング」をクリックレス(動画にも最適)
✔フォーカスブリージングの抑制(動画にも最適)
✔防塵・防滴に配慮
ZマウントのレンズでもSラインとなると高価となりますが、本レンズはSラインではなく、F値とズーム域を抑えられていることで、
・小型軽量化
・値段も安め
な標準ズームで、Z5との組み合わせで気軽に撮影に
のぞめそうです 。
また、今はやりの動画撮影時のクリック音、画角の変動(少な目)などにも意識されたレンズであることも特長ですね。
Z Micro 50mm
これまでのロードマップでは、「 NIKKOR Z Micro 60mm 」だったのが、「 NIKKOR Z Micro 50mm 」へと 60mmから50mmに焦点距離が変わっています。
(もしくは誤植か(笑))
この点は個人的にはどちらでもいいです(笑)
Z TC-1.4x と Z TC-2.0x テレコンバーター
最後に、テレコンバーターの紹介です。
1.4xと2.0xの2種出ています。
それぞれ1段、2段暗くなります。
価格、発売時期は以下です。
■ 「Z TELECONVERTER TC-1.4x」
価格: ¥78,320(税別¥71,200)
発売時期: 2020年9月予定
■ 「Z TELECONVERTER TC-2.0x」
価格: ¥84,370(税別¥76,700)
発売時期: 2020年9月予定
✔防塵・防滴性能
✔「フッ素コート」を最前面および最後面のレンズ面に採用
まとめ
ニコンから最新のレンズロードマップが出ました。
注目ポイントは、「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」、「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」、2020年9月の発売の「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」でのSラインでのF2.8通しのズームレンズが2020年内に揃うことです。
いよいよZマウントのメインどころが出そろいつつあるので、これを受けてプロ、そして写真愛好家がどのように動くのか、こちらも目が離せません。