・キヤノンRF24-105mm F4-7.1 IS STMが登場したけど、どういうレンズなの?
・キヤノンのミラーレスRFマウントのレンズはどういうのがあるの?
という方に向けて疑問を解消する記事になります。
RF24-105mm F4-7.1 IS STM が、発表されました。2020年4月中旬発売予定です。合わせて、EOS RPとのキットも同時期に発売が予定されています。
■この記事のポイント ・RF 24-105mm F4-7.1 IS STM 特徴概要 軽量コンパクトで1本で広く焦点域をカバー、マクロに強い! など ・RFマウントレンズの復習 ~現時点で何本ある?~ |
【キヤノン】RF24-105mm F4-7.1 IS STM 交換レンズスペック
以下が発表されているスペックです。
- RF24-105mm F4-7.1 IS STM
- レンズ構成:11群13枚(非球面レンズ1枚含む)
- 最短撮影距離:0.2m(AF)/0.13(MF)
- 最大撮影倍率:0.4倍(AF・105mm時)/0.5倍(MF・24mm時)
- フィルター径:67mm
- サイズ:Φ76.6 mm x 88.8 mm
- 重さ:395g
特長をさらっと整理しておきましょう
軽量コンパクト!
”RFマウントならではの光学設計により、高画質ながらもコンパクトなサイズを実現”とうたわれていますが、なんと395gという非常に軽量な標準ズームレンズです。
でもテレ端ではF7.1という暗さなんですね。。
そうですね。明るさだけは、割り切られています。
ただ、広角24mmから105mmまで使い勝手の良い焦点距離をカバーし、さらには、クローズアップにも対応するレンズということですので、RFマウントユーザーの方は購入を検討するに値するレンズかとおもいます。
マクロ撮影に強い!
MF時に最短撮影距離が20cmから13cmに縮まる「Center Focus Macro」仕様のため、ワイド側でレンズの先端から、2.5㎝まで近づいての撮影が可能となります。
使い方も、カメラ側の設定をMFにしたあとは、レンズ側の 「フォーカス/コントロールリング切り換えスイッチ」を「FOCUS」に合わせるだけ。
後は、「フォーカス/コントロールリング」を回してピント位置を調整するという通常の撮影で、至近のマクロ撮影が楽しめるようです。
上の写真でもすごく寄れるのがわかりますね。マクロ撮影での作品作りが楽しくなりそう
ただ、公式ページによると、「 Center Focus Macro 」では、AFでピントが合う範囲よりも画質が低下る(収差や像流れが発生しやすくなる)ようですので、そこは 注意が必要になるかもしれません。
以下のプロモーション動画も、マクロ推しのものになっています。
本レンズとの比較用として、以下2本挙げておきます。
▶キヤノンRFマウント RF24-105mm F4 L IS USM
- RF24-105mm F4 L IS USM
- レンズ構成:14群18枚
- 最短撮影距離: 0.45m
- 最大撮影倍率: 0.24
- フィルター径: 77 mm
- サイズ: φ83.5×107.3mm
- 重さ: 700g
▶ソニーEマウント SEL24105G
- FE 24-105mm F4 G OSS
- レンズ構成:14群17枚
- 最短撮影距離: 0.38m
- 最大撮影倍率: 0.31
- フィルター径: 77 mm
- サイズ:Φ 83.4 x 113.3
- 重さ: 663g
RFマウントレンズ一覧 ~現時点で何がある?~
RFマウントのレンズは、今回のRF 24-105mm F4-7.1 IS STM を加味して11本になります。
ズームレンズ
ズームレンズは、今回のものを加えて7本になります。
✔ RF15-35mm F2.8 L IS USM
✔ RF24-70mm F2.8 L IS USM
✔ RF24-105mm F4 L IS USM
✔ RF28-70mm F2 L USM
✔ RF70-200mm F2.8 L IS USM
✔ RF24-240mm F4-6.3 IS USM
単焦点レンズ
RFマウントの単焦点レンズは現時点で4本になります。
✔ RF85mm F1.2 L USM
✔ RF85mm F1.2 L USM DS
✔ RF50mm F1.2 L USM
✔ RF35mm F1.8 MACRO IS STM
まとめ
わずかの期間に、RFマウントのレンズは標準域のズームレンズを中心に、キヤノンから多く出ています。
また、最近ではシグマがRFマウントのレンズを発表する、という噂も出ています。
RFマウントのレンズ動向に注目です。