NikonのZマウントに乗り換えを検討中。今時点ではレンズラインナップが十分ではないが、今後のロードマップがどうなっているかを知りたい
という方に向けての記事になります。
先日ZマウントのFXフォーマット、70-200 f/2.8が発表されましたので、発表済みZマウントレンズは計11本となりました。
ポイントは以下です。
■この記事のポイント: ・ニコンのZマウントのロードマップでは、FY21までに、FXフォーマット、DXフォーマット合わせて全23本に。 |
NIKKOR Zマウントレンズのロードマップ【全23本】
最新のロードマップは以下です。
以下、列記します。
- 2019年
– 58mm f/0.95 S
– 14-30mm f/4 S
– 24mm f/1.8 S
– 85mm f/1.8 S
– 24-70mm f/2.8 S
– 70-200mm f/2.8 S - 2020年
– 20mm f/1.8 S
– 50mm f/1.2 S
– 14-24mm f/2.8 S
– 上記以外に4本のレンズ - 2021年
– 7本のレンズ
以下が焦点別のロードマップです。赤枠が先日発表のFXフォーマット70-200 f/2.8 で赤枠で囲んであります。
今年2020年は7本の発表が予定されており、楽しみなところです。
改めてこれから出てくるレンズ(上図でオレンジ色)をみてみると、薄型のパンケーキレンズが2本(28、40mm)、マクロも焦点距離別に2本、と単焦点重視のラインナップになります。
Zマウントのレンズは、他社にくらべて”寄れる”点が強みだったりもしますので、その強みを最大限発揮できるレンズラインナップになっているのかもしれません。
CES2020:Zレンズがシルエットで公開
Nikon RumorsがCESショーのニコンブースで公開されている「今後登場するZレンズ」についてピックアップしていますので、ご紹介しておきます
Nikon Rumorsの該当記事はこちら
ニコンがCESブースで展示していた新しいポスター(以下)から、今後登場するレンズの形状などを確認することが可能です。
個人的には、上記写真のシルエットでは、200-600が少し大きすぎるような気もしますが、これは横にある100-400がコンパクトに出来ているということでしょうか。
200-600は、S-Lineではない、ということで、値段も控えめに出てくれば良いですね。
これで全長固定型でなければ、手持ち撮影はちょっときびしそうですね。
24-200㎜も、となりの24-105と比べても圧倒的にコンパクトな設計になっているのが分かります。
明るさが気になるところです。
14-24mmの全長もうかがえます。ボタン類の充実さもわかります。
まとめ
ニコンのZマウントのレンズロードマップを紹介しました。
2020年から来年にかけて追加の14本のレンズが投入されそうです。
現時点では、レンズラインナップは十分とはいえないですが、今回発表済の770-200 f/2.8を入れて、総数23本が確約されています。
ミラーレスで先行するソニーのEマウントレンズは現時点で54本ですが、差がこのまま縮まることになるのでしょうか。
今後の両社の動向に注目です。
では。