【IPO上場】オンデック(7360)【小幅上昇期待か】

オンデック(7360)が 東証マザーズ に上場することが承認されたけど、どんな会社? 業績は?

という方に向けて、 オンデック について整理してみました。2020年最後の上場銘柄ということで期待できるか、見てみましょう。


■この記事のポイント

1.オンデック のIPO基本情報

2.オンデックとはどんな会社?

3. オンデック(7360)IPO詳細

1.オンデックのIPO基本情報

年内最後の上場銘柄となるのか、オンデックのIPO情報についてポイントをまとめてみました。


《基本情報》

■会社名/上場市場
オンデック(7360) 【東証マザーズ 】

■事業内容
M&Aに関する仲介、アドバイザリー業務

■想定価格
1,270円

■上場日
12月29日(火)

■吸収金額
約8.0億円
(※1,270円 × 当選株数合計 632,500株)

2.オンデック(7360)とはどんな会社?

会社の概要

2005年7月に 中小企業のM&A支援を目的としてオンデック創業、

2007年12月に株式会社オンデック設立。

M&A支援(アドバイザリー)業務では、企業が買収や合併を行う際に譲渡希望者と 買収希望者の仲介、またはいずれか一方のフィナンシャルアド バイザーとして助言を行っています。 大阪(関西)、監査の分野で強み。

オンデック目論見書

M&A制約件数は年々順調に伸びてますね。

オンデックの競合他社との差別化要素としては、

・協業関係にある金融機関や会計事務所、ベンチャー・キャピタルなどと連携した優良案件の獲得ができること

・譲渡企業に直接アプローチを行う営業手法があること

・(今後)M&A検討企業に対し て有用な情報をWeb上で提供するプラットフォームの構築を図ること

などとしています。

目論見書からだと、今流行りのITを駆使した新機軸の戦略は読み取れませんでしたが、業界の拡大の波を地道な営業でしっかりこなしてきている印象ですね。

業績

オンデック目論見書

売り上げは年次で順調に伸びているようですが、第三四半期で経常損失がマイナスになっているのはなぜ?

目論見書によると、
・業容拡大に備えてコンサルタントの新規採用
・上場準備に伴う管理体制強化

のための各種費用発生による影響としています。

3.オンデック(7360)IPO詳細

IPOスケジュール


IPOスケジュール

■抽選申込期間
2020/12/11(金)~12/17(木)

■当選発表日
2020/12/18(金)

■購入申し込み期間
2020/12/21(月)~12/24(木)

■上場日
2020/12/29(火)

株主構成・ロックアップなど

VCとして、Angel Bridgeが入っていますがここからオンデックは継続的にM&A案件の紹介を受けている(=事業のシナジーあり)としていますね。

4.まとめ

事業領域に目新しさはなく、かつコロナ禍で業績の先行きに若干不透明感はあるものの、

・年内最後の上場でIPOとしての話題性があること
・需給面で約8億円は問題ないこと


から、公募割れのリスクは低いと思われます。

これからIPOを勉強したいという方には以下の本おすすめです。私も読みました。IPOと一口にいってもどういったIPOが高騰しやすいか、など目論見書のチェックポイントなどが理解できます。

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