私の2月23日時点での日本株の保有株含み損益は以下になっています。
保有株数はチャームケアが800株、アメイズ500株、イーガーディアン200株、アーレスティが500株と先週から変わりません。
本株保有株含み損益(2019年2月23日時点)
投資成績: 先週比の含み益+147,600円(+5.7%)
今週は、先週に引き続き大幅増加しています。チャームケア+128,000円、アメイズ +3,000円、イーガーディアン+7,600円、アーレスティ+9,000円となっています。保有株総額の+5.7%となっています(2,514,600⇒2,749,800)。
アンジェス(4563)の今後の株価は?遺伝子薬の承認了承受けた買い続く
今週のトピックとして、アンジェス(4563)が連日で大幅高となり、年初来高値を更新しています。
というのも同社が開発した血管再生の遺伝子治療薬「コラテジェン」について、条件および期限付きの製造販売承認が了承されたことが市場の好感を得ているからです。
体内に遺伝子を入れて病気を治す「遺伝子治療薬」が今年5月にも日本で初めて登場する見込みとなった。薬事承認の手続きに基づき、厚生労働省の専門家会議で20日、足の血管を再生する薬と血液がん治療薬の承認が了承された。海外の製薬企業が開発で先行するなか、血管再生薬については日本企業初の承認事例となる。難病患者の治療に道を開くことになりそうだ。
(出典:日経記事2月21日)
重症の動脈硬化で血管がつまった足に、新たな血管を作る遺伝子を注射して治療するようです。
糖尿病患者などに多く、重症になると足の切断もある閉塞性動脈硬化症などが対象とのことで、患者は国内で年約15万人いるとのことです。
遺伝子治療というのがいよいよ人類に身近になってきた、ということで、今後大化けする可能性がありそうです。
薬価は5月あたりに決まるようですが、治療費は1人200万~300万円になるよう設定されるようです。
やはりそれなりに高い治療費が必要になるのですね。
社会保障費の更なる悪化など、今後制度面の整備が求められます。
さらに日経記事では市場規模についても触れられています。
24年の遺伝子治療薬の世界市場は1.7兆円で医薬品全体の1%の見込みだ。今までに世界で承認されているのは約10製品。ただ、年率100%を超す大きな成長が見込まれ、米国では今後、毎年約10品目が承認される見通し。日本でも、毎年複数の製品が発売されそうだ。(出典:日経記事2月21日付)
1.7兆円というのは想像よりも小さい印象ですが、年率100%を超す成長というのは今後に期待できますね。
アンジェス(4563)の今後の株価は?
アンジェスの業績予想では2019年の予想はなんと昨年比45パーセント減となっています。
出典:2018年12月期 アンジェス決算短信
また、日経でのアンジェス損益計算書の過去のトレンドをみても、
ずっと利益は出ていないとのことです。
出典:日経Web アンジェス損益計算書
2019年の売上利益予想はまだ、新薬承認の影響は織り込めていないと思いますが、いかに利益を安定的に出すのが難しい業界なのかが分かります。
一度でも利益が出たら安定するものなのか、判断がつきかねますが、今回の承認結果を受けて、今後の経営にどう結び付けていくか、動向に注視したいと思います。
では